アナログゲーム
カードゲームやボードゲームといったアナログゲームは、デジタルゲームとは異なり、「判定」や「計算」といったルール操作の部分もプレイヤー自身が行います。
そのため、アナログゲームのデバッグでは、基本ルールや個々のユニットの能力のテキストにおいて、複数の解釈や拡大解釈が可能な余地が残っていないことをチェックいたします。
カードゲームなどでは、各ユニットに記載されたテキストにおいて、誤字脱字や表記の不統一を報告いたします。
また、カードであれば「イラスト画像」、ボードゲームであれば「駒の形状」といった、視覚面でのチェックも致します。
開発者様が自身でテストプレイを行うと、ルールやユニット能力に対して“自分なりの戦略根拠とセオリー”を持ってしまっているため、「ルールの拡大解釈の可能性」や「想定外のユニット使用方法」などに気付けないことが少なくありません。
ドリームスでは開発者様に代わって、カードゲームやボードゲームのプレイ経験豊富なスタッフやチェック経験が豊富なスタッフが実際に対戦を行い、「どのような戦果があったか」「有効性の高さ」といった使用感をレポートいたします。
無限ループの発生などを防ぐためにも、ユニット単体ごとの使用感だけではなく、ユニットの組み合わせも考慮した使用感をレポートいたします。
アナログゲームではユニットやルールが追加されることが多々ありますが、それらの追加要素がゲームバランス全体に与える影響を検証致します。
特に、既存要素と追加要素を組み合わせることで、ゲームバランスを崩すほど想定外の効果が発生しまうことがあるため、ドリームスでは追加要素の単体検証ではなく、既存要素と組み合わせての検証に注力しております。
また、追加要素をユーザー視点で検討して、「理解しやすさ」や「利用しやすさ」といった漠然とした印象についてもレポート致します。